当院の診療方針

お口は身体の一部です。 当医院では、口腔を身体の中の一つの臓器として位置づけ、全身から見た口腔の治療をして行く方針です。 各個人で状況は異なります。 その患者さんに会った、その患者さんだけの治療方法や予防処置を患者さんと一緒に考えて行きます。 ひいては人生のQuality of lifeを高める一つの手段にもなり得るからです。

病気にならない、もしくは、なりにくくするという予防に繋がる加療を提供する事を目的として当医院を開院しました。 しかし、既に病気になってしまった歯やその他の部分はなるべく早く治療しなければなりません。治療をなるべく早く完了しバランスの良い口腔環境を維持する事により、歯も長持ちさせる事が出来、また、食事もおいしく食べられるのです。 少しでも多くの患者さんが健康で生き生きとした生活が送れるようなお手伝いをしたいと考えております。

近年、歯周病などの口腔の病気は全身の病気(糖尿病、高血圧や脳の疾患等)と関係が深い事が世界中の多くの研究者から報告されてきています。ムシ歯、歯周病(歯ぐきからの出血、歯ぐきの腫れや顎の骨が溶けて無くなる)や歯が抜けてしまったカ所等を治療し、多くの口腔の病気を予防する事は全身の健康維持に繋がります。

調子が悪くなってからでは手遅れです。 海外では特に手遅れの治療は高額な治療費用が要求されますし、また、痛い思いもしなければなりません。 思い当たる方は、なるべく早めの予防の為の処置をお勧めします。

当医院にお越しの患者さんへの2つのお願い

1.予防を特に重視しています。 十分時間をかけ患者さん独自の治療及び健全な歯や健康な口腔を維持するお手伝いを中心に行なって行く方針です。 なるべく調子が悪くなる前に御来院ください。

2.学術面でも日本口腔外科学会とドイツ顎顔面・形成外科学会に於ける学術交流のコーディネーターをし、朝日大学の客員教授や日本口腔ケア学会の評議員等もつとめています。 学会、フライブルク大学及び日本の大学での仕事で医院を不在にする場合があります。 なるべくそのような事がないように致しますが、患者さんにご予約の変更等をお願いする場合があるかもしれません。 ご了承ください。